物づくりの小部屋

個人で活躍するクリエーターになりたい現役エンジニアの行動記録

【備忘録】progateの記事をもとにMacBookにPythonの開発環境を作る

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こんにちは、alohaです。

 

Pythonの勉強はずっとRaspberry Pi4とprogateで行っていましたが、Pythonの勉強を加速するために、自分がメインで使っているMacBookにも開発環境をセットアップすることにしました。

 

ありがたい事に、progateのサイト内にMacbookPythonの開発環境をセットアップする方法が紹介されていたので、その通りにやれば簡単にできるだろうと思っていましたが、意外にもハマってしまって解決するのに時間がかかってしまいました。

 

備忘のために、対応を書き残しておきます。

 

<セットアップの概要>

セットアップは、progateの下記の記事をもとに進めました。

progateは、ロールプレイングゲームでレベル上げする感覚でプログラミングが学べる様になっているので、プログラミングがどの様な物か分からない未経験者が学ぶには良い環境だと思います。初級コースであれば無料で利用できる点も良いですね。

 

Pythonの開発環境を用意しよう!(Mac) | プログラミングの入門なら基礎から学べるProgate[プロゲート]

 

<問題発生(Pythonのバージョンが切り替わらない)>

記事の通りに設定を進め、Homebrew, pyenv, Pythonのインストールまで問題なく終わりました。しかしここで、pyenvでPythonのバージョンが切り替わらない現象が起きたため、解決のために原因を色々と調べる事になってしまいました。

 

pyenv global 3.6.5

python --version

 

ターミナルで上のコマンドを実行しても、『Python 2.*.*』の方が表示されてしまう。

 

<原因はPATHの設定らしい>

Google検索で原因を調べてみると、PATHが正しく設定されていない事が原因の様です。

echo 'export PYENV_ROOT="$HOME/.pyenv"' >> ~/.bash_profile
echo 'export PATH="$PYENV_ROOT/bin:$PATH"' >> ~/.bash_profile
echo 'eval "$(pyenv init -)"' >> ~/.bash_profile
source ~/.bash_profile

セットアップの途中で行ったこのPATHの設定が正しく機能していない模様。

 

<何とか自力で解決できました>

Macのターミナルの事はほとんど分からないので、ネット上の情報を頼りに色々試行錯誤しましたがうまくいかず、もうダメかと思いましたが、最終的に設定ファイル(.bash_profile)の一部を変更する事で解決しました。

 

① Finderのホームディレクトリで『command』+『shift』+『.(ドット)』を押して、通常見えていない隠しファイル(.bash_profile)を表示し、テキストエディタで開く。

 

② 『(pyenv init -)』の部分を下の様に書き換える

eval "$(pyenv init --path)"

 

この変更をした後で、ターミナルから、

pyenv global 3.6.5
python --version

を実行した所、『Python 3.6.5』に変更できました。

どうにか解決できて本当良かった。

 

【動作環境】

macOS Catalina バージョン 10.15.7

 

【参考リンク】

Python - pyenv にパスが通らなくなり、「`pyenv init -` no longer sets PATH.」のエラーが表示される現象の改善策について。|teratail

GitHub - pyenv/pyenv: Simple Python version management